プロフィール
細川 創一郎
ほそかわ そういちろうナーシングホームなつれ 白石館 勤務
理学療法士
これまで身体障害者施設や病院、介護老人保健施設にて勤務。前職の介護老人保健施設では約7年勤務し、自宅復帰を目指したリハビリテーションに携わる。その後「より生活に近い場でリハビリを届けたい」という思いから、2024年に株式会社ネイチャーに入社。現在は、ナーシングホームなつれ 白石館で生活動作の改善や福祉用具の調整など、在宅生活を支えるためのリハビリ全般を担っている。
※本記事は2025年12月時点の情報を掲載しています。
現在の業務内容をお聞かせください。
ご入居者さまの身体機能の回復や維持を目的に、自立を支援するリハビリを行なっています。理学療法士として私が大切にしているのは、ご入居者さまの現在の状態を正しく把握することです。日常生活のどんな場面に不安があるのか、どんな動きが難しく感じているのかをじっくり伺い、ご家族やケアマネジャーからも生活の様子をお聞きします。そうして得た情報をもとにリハビリプランを作成し、その内容に沿ってリハビリを進めています。
健康状態や生活スタイルは本当に一人ひとり違うので、決まった形のリハビリはありません。“その方がどんな暮らしを望んでいるのか”を一番に考えながら、日々のケアに取り組んでいます。
ご入居者さまと接する上で心がけていることはありますか。
ご入居者さまの身体の状態は、その日の体調によって大きく変わります。体調を崩しているときは活動量が落ち、身体機能も影響を受けることがあります。だからこそ、日々の生活の中で見える小さな変化にも目を配り、早めに気づくよう心がけています。
また、ご入居者さまの状態をケアマネジャーへ共有し、連携して支えることも大切にしています。必要な支援がある場合には、適切な対応方法を電話やメールで相談・確認し、迅速な対応を心掛けています。こうした細やかな連携は、ケアの質の向上につながり、ご入居者さまの「その人らしい生活」を支える力になると感じています。

さまざまな現場を経験された中で、介護の道を選ばれた理由をお聞かせください。
これまで、身体障害者施設や病院、介護老人保健施設で働いてきました。中でも最も長く勤めたのが介護老人保健施設です。自宅復帰に向けたリハビリを中心に行なってきましたが、身体機能が少しずつ低下される中で退所される方もおり、その先の支援に携われないもどかしさがありました。「もっと長い時間、その方の生活を支えたい」という気持ちが次第に強くなり、施設内で継続的に支援ができる『なつれ』への転職を決めました。
現在は勤務して1年ほどになりますが、当時抱いていた「生活に寄り添うリハビリがしたい」という思いは形にできていると感じています。身体障害者施設や病院、介護老人保健施設といった現場を一貫して経験してきたことも、今の業務に生かせている部分もありますね。ご入居者さまが自分らしく暮らしていけるよう、今後もサポートしていきたいです。
理学療法士としてのやりがいを、お教えください。
ご入居者さまのリハビリを続ける中で、体力の低下により難しかった動作が、少しずつできるようになった方がいました。その変化をご本人が実感され「前より楽にできるようになった」と声を掛けてくださったときは、とても励みになりましたね。
筋力の回復には時間がかかりますが、姿勢や重心の置き方を少し変えるだけで、起き上がりや立ち上がりなどの日常動作を安全かつ楽に行うことができるようになります。私はそうした工夫を一つひとつお伝えするようにしています。小さな変化を一緒に確認しながら進められるので、ご入居者さまにとっても安心につながりますし「今日も頑張れそうです」と前向きに取り組んでいただける姿を見ると、この仕事を続けてきて良かったと感じます。

今後の目標をお聞かせください。
理学療法士としての知識や経験をスタッフと共有し、施設全体でケアの質を高めていきたいです。日頃、介護スタッフの方々から「この動作はどうすれば楽にできるのか」「どのように介助すると負担が少ないのか」といった相談を受けることがあります。その際には、理学療法士の視点で具体的な介助方法や動作の工夫をお伝えし、日々のケアに生かせるよう情報共有を行っています。
今後は、こうした連携をさらに深めるために、スライドでの説明や実技を交えたスタッフ向けの勉強会も計画しています。実際に役立つ知識を共有し、現場でのより良いケアにつながればうれしいですね。ご入居者さまがより安心して快適に過ごせる環境を整えていくことが、今の目標です。
これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
なつれは、ご入居者さま・ご家族・スタッフ同士の距離が近くコミュニケーションが活発な職場です。情報共有しやすい環境が整っているため、きめ細かなケアとリハビリが提供できる点が、この施設の大きな強みだと思います。
理学療法士は幅広い場面で活躍できる職種ですが、チームで協力しながら働きたいという方にとって、のびのびと活躍できる環境だと思います。ご入居者さまの生活に尽くしたいという思いがある方と、ぜひ一緒に働けたらと思います。





